地球環境を守るため、私たちにできること

 二酸化炭素等の温室効果ガスの放出などによる地球温暖化・海面上昇・凍土融解、工業化の進展や自動車の普及に伴う大気汚染、酸性雨、工業排水や生活排水などによる水質汚染・土壌汚染、フロンガスの排出によるオゾン層破壊、開発にともなう生物多様性の減退・生態系の破壊、自然への影響を考えない土地の開発、植林を考慮しない大規模な森林の伐採、環境破壊は多岐にわたります。

 人類が農業を始めるようになって、多くの地域が砂漠化しています。
エジプト、メソポタミア、インダスなど、古代文明の栄えた地域は、乱開発により完全に砂漠化してます。
文明の栄えた初期には、これらの地域には森林が広がり、非常に肥えた土壌を誇っていました。
土地が砂漠化した結果、食物が育たなくなり、土地の水分が失われ、最終的に雨が降らなくなります。
現在も砂漠の面積は増え続け、1年の間に約600万ヘクタール(九州と四国を合わせた程度の面積)が砂漠化しています。

 環境負荷を低くして文明を永続させるため『持続可能な発展』や『持続可能性』ということが国際的に盛んに言われます。
これは「将来世代の利益を損なわずに、私たちが発展できるレベル」で経済発展をするというコンセプトで、特に途上国の開発の問題では頻繁に使われます。
パーマカルチャーという永続可能な農業・生活設計やそれを実践したエコビレッジなどが各地にあり、なかでもオーストラリアにあるクリスタルウォーターズが有名です。
『エコロジー』は「環境に優しい」「環境に配慮した」「環境負荷が少ない」という意味で、略してエコと呼びます。

 再生可能エネルギーのひとつ太陽光発電は、太陽電池を利用し、 太陽光のエネルギーを直接的に電力に変換する発電方式で『持続可能性』の高い対策として注目されています。
地球温暖化・海面上昇・大気汚染・水質汚染・土壌汚染などを引き起こす化石燃料を使用した火力発電を減らし、エネルギー源が無尽蔵で、クリーンな太陽光発電を増やすことが求められています。

 私たちにできること、それは「エアコンの設定温度を下げる」「テレビや電灯のつけっぱなしをしない」などの省エネだけではありません。
導入コストが比較的高いデメリットはありますが、枯渇性化石燃料を使わない持続可能性の高い分散型エネルギー源である太陽光発電を利用することもそのひとつです。