資源枯渇を防ぐ

 石油の可採年数は、あと40年といわれています。 これは、現在の可採埋蔵量を単純に現在消費量で割ったものです。
未確認埋蔵量は確認埋蔵量の数倍あるといわれ、オイルシェールなどの非在来型の石油を加えると100年近くは大丈夫という人も多いです。
新たな油田の発見をどの程度に見積もるか、原油価格の上昇や石油の消費量をどう予測するか、油田探索・採掘技術の進歩をどう想定するかなど、複雑な因子が絡まり将来予測は困難です。

 重要なことは、最近の傾向として、30年だろうが50年、100年だろうが、これらは使い切り燃料であり、無くなることは確実ですから、そのための備えが必要という見解が多くなっています。天然ガス、石炭も同様です。
そう遠くない将来私達の子孫世代には資源が枯渇してしまうことが心配されます。
「持続可能社会」が世界の希求さるべき姿として重要視されています。

 枯渇性エネルギーは化石燃料(石油、石炭、天然ガス、オイルサンド、メタンハイドレート等)やウラン等の埋蔵資源を利用するもの(原子力発電など)を指し、再生可能エネルギー(自然エネルギー)の源は主に太陽エネルギー(太陽光、太陽熱、水力、風力、海流、地熱など)と天体間の位置エネルギーの変化(潮汐力など)です。
太陽の寿命はあと50億年ほどあるとされるため、自然エネルギーは半永久的に利用可能なエネルギー源です。

 日本国内では、1970年代には石油による発電が大半を占めていましたが、オイルショック以降、石炭や天然ガスへの代替が進み、現在は電力自由化によって価格の安い石炭にシフトしています。
2004年度では、火力発電の内訳は石炭と天然ガスがそれぞれ40パーセント強、石油は15パーセント弱となっています。

 その一方で、日本では石油・石炭・天然ガスの資源がすくないため輸入に頼り、エネルギー自給率は世界の中でも極端に低くなっています。
太陽光発電の最大のメリットは、エネルギー源が無尽蔵で、クリーンである点です。
石油を燃焼させて電気を起こす火力発電のように、化石燃料の枯渇のデメリットがありません。
そしてエネルギー自給にとっても効果的なエネルギーです。